
新婚旅行は、結婚の際の楽しみの一つでもありますが、それでは新婚旅行とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
新婚旅行とは、その名前の漢字の表す通り、結婚したばかりの男女、いわゆる新婚の男女が、夫婦として初めて二人きりで出かける旅行のことを言います。
昔であれば、この新婚旅行で初夜を迎えるということが伝統的でありました。
新婚旅行には、他にも呼び名があり、ハネムーンや、蜜月(みつげつ)と呼ぶ場合もあります。
ハネムーンという呼び名も、蜜月という呼び名も、同じものが語源となっていて、蜜とは蜂蜜(酒)のことを意味しています。
ミツバチは多産であるということと、蜂蜜の精力増強の効果への期待から、蜜という言葉が使われています。
古代から中世のヨーロッパでは、結婚して1ヶ月間は、家にこもり蜂蜜酒を飲み、子作りに励むという習慣があったため、ハネムーン、蜜月と呼ばれるようになりました。
現代の新婚旅行では、ハネムーンとはいっても1ヶ月もの間旅行に出かけるというケースはほとんどありません。
習慣からその名を冠して呼ばれていますが、現在の新婚旅行の意味合いとは少し異なったものであるといえるでしょう。
現在の新婚旅行と言えば、たいていの場合、結婚初夜から数日ないし数週間程度、旅行先で休暇を楽しむということが一般的です。
また、現在のように男女ともに仕事を持っているという人の多い社会になってからは、必ずしも新婚初夜から旅行に出かけるということをせず、双方の仕事の都合に合わせて、長期の休暇をとることのできる時期に調整して新婚旅行に出かけるというケースも多くなっています。
それでは、このように新婚旅行に行くという習慣が日本で生まれたのは、いったいいつごろのことであったのでしょうか。
日本で新婚旅行に行く習慣が伝わってきたのは、開国後、西洋の文化が伝わってきてから後のことです。
一般の人も多く新婚旅行に行く習慣が生まれたのは、大正・昭和の時代で、この時代には、新婚旅行と言えば、国内の近場に数日旅行に行くというのが普通でした。
第二次世界大戦後に起こった高度成長期時代を経て、日本人が新婚旅行に海外に出かけるようになったのです。
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